福岡へは出張で2度ほど、という東京の友人が遊びに来ました。今回ほぼ初めての観光です。であれば県民として案内するのは、太宰府天満宮です。
全国で約12000社ある天満宮の総本宮で、年間約700万人の参拝者が訪れます。ちなみに天満宮や地名は「太宰府」と書き、政庁跡などは「大宰府」と書きます。
太宰府天満宮は、藤原氏の政略によって大宰府政庁に流され、この地で亡くなった菅原道真公の墓所の上に建っています。遺体を運ぶ途中、牛車の牛が臥して動かなくなりました。これは道真公のご意志だろうと、その場所に埋葬し、そこが太宰府天満宮となったようです。改めて、ネットで調べました(笑)。
詠み、京から飛んできた「飛梅」です。本殿に向かって右側に位置しています。
牛の像は参道の方にいる子が目立ち、参拝者がよく頭を撫でていますが、本殿の裏側にもこんな石作りの牛がいました。口角が上がっていて、なかなかフォトジェニックです。
敷地内には九州国立博物館、パワースポットといわれる天開稲荷神社もあり、できれば半日は時間をとって回りたいところです。ちなみに私たちは先日、本殿参拝→天開稲荷神社→茶店で食事(梅ソーメン)→タクシー往復で竃門神社→太宰府駅前、と2時間で回りました。もう少し、余裕があると良かったかな。ご参考まで。
太宰府天満宮 永田知子旅行ライター。 福岡県出身。旅行情報誌「じゃらん九州版」、webサイト「All About」等を経て、フリーの編集ライターに。旅行、食、インタビューの取材が好き。17年暮らした東京から2016年帰福。ただいま九州各地の魅力に改めて気づき、惚れ直しているところです。 |