「Green Down Project」って何?
アパレル・布団メーカー・羽毛加工業者・流通などの企業が協同して、不要になったダウン製品を回収し、解体・洗浄を行い新たなダウン製品にリサイクルする取り組み。2015年に始まりました。プロジェクトに共感する企業が参加し、その輪は全国に広がっています。ダウンをリサイクルすることは、焼却によって排出される二酸化炭素の量を減らし環境を守るだけでなく、安定的なダウンの供給にも繋がります。
新品よりもキレイなダウン
リサイクルという言葉から、「Green Downは新毛よりも品質が劣っている」とイメージするかもしれません。
長く使われたダウンは、その間に羽毛同士が擦れあうことで油脂やほこりなどの不純物が分離されていきます。
分離された不純物は、プロジェクトでの羽毛洗浄を担う、世界でもトップレベルの独自技術を持つ河田フェザー株式会社によって取り除かれています。Green Downは、「新毛段階」と「リサイクル段階」の2回の工程で洗浄されているので、一般的な新毛よりもキレイであると言えるのです。